- 2024.10.17 UP !
KPIとは?意味やKGIとの違いなどわかりやすく解説
こんにちは!ディスプレイ広告やSNS広告の運用に特化した会社の創工社です。
今回は、広告運用に限らず、ビジネス全般でよく聞く「KPI」についてお話しします。「KPIってなんとなく重要そうだけど、実際には何を意味してるの?」「KGIとの違いは?」など、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、KPIとは何か、その具体例やKPIツリーの概念、そしてKPIを効果的に活用するための測定方法までを初心者向けに分かりやすく解説します。
ビジネスにおいて成功を目指すためには、KPIの理解が欠かせません!この記事を通して、ぜひその基本を押さえていきましょう。
KPIとは?
「KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)」とは、目標達成に向けて進捗状況を数値で測定するための指標です。
要するに、ビジネスの目標を達成するために、どれくらい進んでいるのかを客観的に把握するための指標です。
例えば、広告運用で「コンバージョン率を10%向上させる」という目標があるとします。
この目標に向かって、日々の広告効果やクリック率、サイト訪問者数などを追跡することがKPIの役割です。
KPIとKGIとの違い
KPIを理解する上で、もう一つ大事な用語が「KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)」です。これらは似ていますが、明確な違いがあります。
- KGI:最終的な目標(ゴール)そのもの。例えば、「売上1億円達成」や「新規顧客1000人獲得」といったようなビジネス全体の目標を指します。
- KPI:そのKGIを達成するために必要なプロセスを評価する指標。たとえば、「週ごとの新規顧客獲得数」や「月次の広告クリック率」など、進捗をモニタリングするための指標です。
KPIは、KGIを達成するために「今どこにいるのか?」を把握するための重要なツールと言えます。
KPIツリーとは?
KPIツリーとは、KGIを達成するために必要な複数のKPIを階層的に整理した図です。
これにより、目標に対する各プロセスの関連性を可視化し、どのKPIが特に重要かを一目で把握できます。
例えば、広告運用におけるKGIが「コンバージョン数の最大化」だとします。これに対してKPIツリーを作ると、以下のように整理できます。
各KPIがどのように最終的なゴールに貢献しているかが、KPIツリーを使えば見やすくなります。
このツリーを活用すれば、各指標が目標達成にどの程度寄与しているかをチーム全体で共有でき、適切な対応策を取ることが可能になります。
KPIの具体例
では、広告運用やビジネスの中で具体的にどのようなKPIが使われるか、例をいくつか挙げてみましょう。
広告運用のKPI:
- 広告のクリック率(CTR)
- コンバージョン率(CVR)
- 広告費用対効果(ROAS)
営業チームのKPI:
- 月次の契約数
- 新規リードの獲得数
- 成約率
カスタマーサポートのKPI:
-
顧客満足度スコア(CSAT)
-
問い合わせ対応時間
-
再問い合わせ率
どの業種や部門でも、KPIを設定することで、目標に向けた具体的な行動とその成果を評価しやすくなります。
KPIの測定方法
KPIを適切に測定することは、ビジネスの成長に欠かせません。以下のステップで測定を行いましょう。
- 目標を明確に設定する:KGIに基づき、KPIを設定します。具体的で、達成可能な目標を設定することが大切です。
- 定期的にデータを追跡する:週次、月次など、定期的にデータをチェックし、進捗を把握します。
- KPIの結果を分析する:達成度合いを分析し、目標に対してどのようなアクションが必要かを評価します。
- フィードバックを行う:結果をチームで共有し、必要な改善策を取り入れることで、次の行動につなげます。
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