- 2024.06.12 UP !
【ディスプレイ広告】GoogleとYahooを徹底比較
こんにちは。ディスプレイ広告の運用に特化した会社の創工社です。
検索エンジンが提供する広告媒体だから同じでしょ?と思われがちな
「Google(以下GDN)」と「Yahoo!(以下YDA)」のディスプレイ広告の違いをまとめていきます!
Contents
ディスプレイ広告とは
そもそもディスプレイ広告とは?という方もいるかと思います。
簡単に言うと、スマートフォンやパソコンなどでよく見るバナーや動画広告のことを指します。
GDNは「Google Display Network(ディスプレイ ネットワーク)」
YDAは「Yahoo Display Ads(ディスプレイ広告) 」の略称です。
ユーザー層
まずは検索エンジンとしてもユーザー層を確認していきます。
Googleは世界最大の検索エンジンであり、幅広い年齢層や興味関心を持つユーザーにアクセスできます。
Yahoo!
Yahooは特に40代以上のユーザーに人気があり、主にその年齢層のユーザーにリーチすることができます。
提携パートナー(配信面)
GDN
ポータルサイトやアプリなど200万以上の提携するサイトに表示されます。
YouTubeのホームやGmail面などGoogleならではの面に配信できるのも強みです。
これだけ配信面の幅があるのでインターネットユーザーの9割にはリーチできるとも言われています。
YDA
Yahooの検索結果ページやYahooニュース、YahooファイナンスなどのYahooの提携ウェブサイトで広告を配信します。
Yahooの提携ウェブサイトは、特にニュースやファイナンス関連のコンテンツが豊富です。
メインがYahoo面になるので、Yahooユーザーとターゲットが類似している場合に有効です。
審査にかかる時間
GDN:通常1営業日以内
YDA:3営業日前後
配信単価
クリック単価(CPC)や表示単価(CPM)などの指標に基づいて決定されます。
※入札額や競争状況によって変動します。
GDN
表示単価(1回の表示でかかる金額):約0.3円
クリック単価(1回のクリックにかかる金額):約60円
YDA
表示単価(1回の表示でかかる金額):約0.15円
クリック単価(1回のクリックにかかる金額):約100円
表示回数を重視する方はYDA、クリックを重視される方はGDNがオススメです◎
ターゲット設定
大きく異なる設定を4つピックアップしました。
年齢
GDN:18~24歳、25~34歳、35~44歳、45~54歳、55~64歳、65歳以上、不明
YDA:18~19歳、20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~40歳、45~49歳、50~54歳、55~59歳、60~64歳、65~69歳、70歳~、不明
どちらも「不明」とありますが、媒体が性別の判定ができなかったユーザーを指します。
SNSと違ってユーザーが生年月日を設定していないため、どうしても不明が多くなる傾向にあります。機械損失を防ぐために「不明」を含むのが好ましいです。
家族構成
GDN:子どもの有無
YDA:配偶者の有無、子どもの有無、同居している親がいる、同居している祖父母がいる、同居している孫がいる
GDNに比べYDAは細かな家族構成で配信設定が可能になっています。
興味関心
GDN
アフィニティカテゴリ
長期的な興味やライフスタイルに基づいてユーザーをターゲットします。たとえば、スポーツファン、旅行好き、食べ物&飲み物愛好者など。
カスタムアフィニティ
広告主が特定のカスタムカテゴリを作成し、より細かくターゲットすることができます。例えば、「高級車愛好者」や「有機食品愛好者」など。
インマーケットカテゴリ
購入意欲の高いユーザーをターゲットします。ユーザーが現在特定の商品やサービスを探しているときに広告を表示します。例えば、「カメラを探している人」や「旅行を計画中の人」など。
ライフイベント
結婚、引越し、卒業など、特定のライフイベントに基づいてユーザーをターゲットします。
YDA
インタレストカテゴリ
ユーザーの興味に基づいて広告をターゲットします。例えば、「ファッション」、「テクノロジー」、「自動車」など。
購買意向カテゴリ
直近で特定の商品やサービスに関心を示しているユーザーをターゲットします。たとえば、「新車の購入を検討している人」や「スマートフォンの購入を検討している人」など。
GDNはおおまかに12項目、YDAは11項目の興味関心で分類されています。
世帯年収
GDN:下位50%、41~50%、31~40%、21~30%、11~20%、上位10%、不明
YDA:1,500万円以上、1,000万円以上、1,500万円未満800万円以上、1,000万円未満600万円以上、800万円未満(個人年収・世帯資産も選択可)
GDNはパーセンテージで、YDAは具体的な金額を基準にした分類をしています。
まとめ
この比較を通じて、Googleのバナー広告とYahooのバナー広告の特徴や適用範囲、ターゲット設定の方法などを理解し、
どちらの広告プラットフォームが特定のビジネスのニーズに適しているかを確認してみましょう。
自社の相性はどちらが良いかわからない…という方はお気軽にご相談くださいませ。